刀装具のハバキ制作
コツコツとハバキを製作しています。
今回はヤスリ作業です。
糸鋸作業、ロウ付け作業などと並ぶ彫金三大技法の一つ。
ハバキの微妙なサイズ調整に現代ではヤスリは必要な道具です。
しかし、古来から考えると現代のヤスリという道具は存在していません。
やする作業は、キサゲなどでカンナのように刃物で削ぎ落とす、
または砥石で研ぐといった作業で調整していました。
ヤスリは押すと刃が立ち削れます。このように押して削る切る道具のほとんどが、
中東あるいは西洋などから伝来した工具です。
日本では手前に引きながら使う工具が多く海外の工具と比べ手法、趣向が違うのです。
押すか、引くか、
一つ一つの工具について考えてみたり調べると面白いテーマが見つかるかもしれません。
ハバキとは
まずは、彫金教室の体験入学で可能性を感じよう。