必殺湯床吹き

オーナー職人、山田先生の伝統彫金より

古くから日本で使われてきた

湯床吹きという技法を紹介します

 

どういうものかというと

地金を溶かし生成する為の技法で

この技法により通常溶かし作る

方法よりも地金の質が良く仕上がります

 

 

用意するものは

業務用の大きな鍋に80℃〜のお湯をいっぱいに

底にはデニムの生地をドーム状に貼った篩(ふるい)を敷き

準備完了であとはこの生地に垂らすように

地金を溶かし入れます

まさに湯の床に

 

 

地金を溶かす工程

 

 

流し入れる!

ここからが不思議で

 

 

お湯に入れてしばらくも中で

地金が泡をまとわせ光ってます

そしてゆっくりと本来の色に戻るのです

 

地金の質を上げるだけでなく

その工程のパフォーマンスにおいても

とても興味をそそられる仕事ですよね✨

 

 

 

BlueDove 牧部葵

 

彫金教室 DOVE Academy of Jewelry Arts https://www.dovetokyo.com/

運営するジュエリースタジオ Blue Doveの結婚指輪

 

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