確かな実践力を身に付けて夢を実現する
「デザイナーとして独立したい」「ジュエリーメーカーで職人として働きたい」などの希望を、確かな実践力を身に付けるコースです。必須の技術である彫金技法、WAX技法、デザイン、商品知識、宝石学など幅広い技法、知識を2年間で学びます。
講義形式ではなく、設備の整った工房で、経験豊富な講師が、生徒の席をまわりながら個別指導しますので、あなたのレベルに合った適切な指導が行えます。プロの視線でしっかり評価してもらえるチャンスが豊富なのも魅力です。
月に20単位、週2日から3日の受講により、2年間で専門課程を修了。平日、週末関係なく、希望の日に受講できますので、自分のペースで通う事ができます。
卒業後は就職先の斡旋、独立のためのビジネス支援、ブランド構築、直営ジュエリーショップ Blue Dove Jewelry Studio でのインターンシップ制度など、充実したサポートを受けることができ、卒業生はデザイナーやショップ経営のほか、工房を開設したりと、ジュエリー業界の第一線で活躍しています。
最大出席時間 | 年一括払い | 半年分割払い |
57.5時間/月 | 合計:¥1,752,300 | 合計:¥1,898,600 |
受講期間 | 1年目:¥825,000 | 1年目:¥897,600 (上期 ¥479,600) (下期 ¥418,000) |
2年間 | 2年目:¥927,300 | 2年目:¥1,001,000 (上期 ¥583,000) (下期 ¥418,000) |
*1年目はBasic講座「商品知識概論」「貴金属概論」「宝石学」「鋳造概論」「ダイヤモンド基礎知識」代金込み
*2年目はBasic講座「ブライダルジュエリー講座①②③」「パールビジネス講座(座学、実技)」代金込み
*工具、材料費別途 *入学金 ¥158,400
*金額は税込価格
必須科目 主なカリキュラム/貴金属加工
(全9課題)
テクスチャードッグタグ
使用技術:糸ノコ、ヤスリ、表面加工、刻印
彫金の三大要素であるヤスリに着目した課題です。 貴金属加工は色彩の少ない世界でもあり古くからテクスチャー[模様]をつけて色の代わりに場面の変化を表現しています。課題ではテクスチャーサンプルを15パターンほど制作し比較し、どの表面加工が的確か検討します。プレートの型は自由にデザインしますが、日常使用のことも考慮し先のとがったデザイン、細くて弱いものは不可とします。また、日付、制作者名等を打刻します。
スリ合わせペンダント
使用技術:糸ノコ、ヤスリ、ロウ付け
彫金三大要素のヤスリ(削り)に着目した課題です。 課題では20mm×20mmの正方形をスリ出し、直径16mmの銅板を切り嵌め象嵌します。 ヤスリの正しい姿勢、ヤスリの動き、計測工具の扱いを修得します。
平打スリ出しリング
使用技術:糸ノコ、ヤスリ、ロウ付け
スリ合わせペンダントで学んだヤスリの技術をさらに深く追求します。課題では925SVを溶解し、加工して、幅7mm、厚み2.5mm、11号の平打ちリングを作り、ヤスリで波形に削り出します。 地金の加工、リングのサイズだし、ヤスリの動き等を修得します。
ビザンチンチェーン
使用技術:糸ノコ、ヤットコワーク
ヤットコワークは石座を作るうえで欠かせない技術のひとつです。アクセサリーやジュエリーで使われるチェーンには、機械で作られた「マシーンチェーン」と手作りによる「ハンドメイドチェーン」が存在し、ハンドメイドチェーンはデザインの多様性、応用性でマシーンチェーンとは違った趣のものが無限に展開できます。課題ではビザンチンチェーンを作り、丸カンの作り方、合わせ方を学びます。
フクリン留めペンダント
使用技術:ヤスリ、糸ノコ、ロウ付け、ヤットコワーク、石留め
彫金三大要素の総合課題になります。石座のスリ合わせ、ロウ付けはジュエリー制作の必須条件です。課題では宝石の選択から石枠の制作、石留めまで行い、宝石の基礎知識と石留めの基礎を学びます。
爪留めペンダント
使用技術:ロウ付け、ヤットコワーク、石留め
石留めは「彫り留め」「爪留め」「その他の石留め」に分けられます。本課題では彫金三大要素のロウ付けに着目し、石留めの基本である「爪留めの基礎」を学びます。
ソリテールリング
使用技術:ヤスリ、糸ノコ、ロウ付け、石留め
センターに一個石だけのリングをソリテール(仏語)といい、英語ではソリテアといいます。一粒のダイヤが留ったタイプの婚約指輪は定番となっています。課題では2種類の代表的なソリテールを制作し、割爪、箱寄せ、石のセッティングを学びます。
K18メレーペンダント
使用技術:K18加工、石座寄せ、ヤスリ、糸ノコ、ロウ付け、石留め
0.2ct以下のダイヤモンドをメレといいます。課題ではK18イエローゴールドと1/50ctのダイヤを使い、クロスのペンダントを創ります。18金の加工と石座の寄せ、共有爪を修得します。
サイドメレーリング
使用技術:プラチナ加工、石座寄せ、ヤスリ、糸ノコ、ロウ付け、石留め
中石の両サイドにメレ(小粒石)がセッティングされているリングを「サイド・メレ」又は「脇石リング」といいます。課題ではデザインから行い、プラチナの加工とリングの石座の寄せなどを学びます。
必須科目 主なカリキュラム/ワックス課題
(全7課題)
レリーフペンダント
使用技術:ハードワックス加工、アートワックス加工、研磨
ワックス加工は現代のジュエリー製作にとって重要テクニックとなっています。基本的な半立体のデザインから製作し、ステップアップする事が大切です。まずは基礎的なハードワックスの加工とアートワックスの盛りつけを修得し、ロスト・ワックス・キャスティングにおける原型制作から仕上げまでを学びます。
平打リング
使用技術:ハードワックス加工、アートワックス加工、研磨
ワックスによる原型制作はジュエリー・アクセサリー製作の必須条件です。課題ではハードワックス加工により平打ちリングを創り、模様をアートワックスで盛りつけ創ります。アートワックス・ハードワックスの性質と使用方法、鋳造後の仕上げ方法と色上げ方法を学びます。
甲丸リング
使用技術:ハードワックス加工、アートワックス加工、研磨
腕の断面の形は「甲丸」「平打」「平甲丸」「しのぎ」「剣腕」の5種類に分かれます。課題では5種類のうち、最も一般的に使われている甲丸リングを創り、模様をアートワックスで盛り付けます。
動物ペーパーウエイト
使用技術:アートワックス立体造形、修正法
アートワックスは、金属では表現しにくい、ボリューム感や立体的なデザインが自由に表現できます。課題では実在する動物を、40mm×40mmの正六面体に納まる大きさに縮小し模刻します。立体造形と修正方法を学びます。
クロス
使用技術:アートワックス立体造形、アートワックス細密加工、修正法
アートワックスでは、従来のワックスでは難しい、細かな造形や修正が可能です。課題では針の先端などを使い超細密加工に挑戦し、表情表現や立体バランスを修得します。
ラリック模刻
使用技術:アートワックス立体造形、修正方法、裏抜き
ラリックは19世紀から20世紀のガラス工芸作家、ジュエリーデザイナーです。 特にアール•ヌーヴォー様式のジュエリーデザイナーとして知られ曲線を表現する課題となります。
生徒の声
牧部 葵
ジュエリーディプロマコース(在学中)
入学の動機
もともと物作りを仕事にしたいという漠然な思いから自ら調べていった中で出会ったのがDOVEのジュエリーメイキング体験でした。自分の望んだ形が忠実に再現できた時の喜びは忘れることはできません。
DOVEを受講して
メイキングは本当に楽しい。ワックス作成も地金作成も最初は何でもないその塊を想像する目的の形にアプローチしていく過程がいつも自分をワクワクさせてくれます。難しい課題に向き合う時も何度も挑戦してその度に失敗も多くありますがそれでもその気持ちが自分を前に突き進め、力をくれます。
現在の仕事と今後の目標
アパレルブランドの販売員として働きながら学校へ通っております。卒業した後は職人として独立を目指す為、山田学長の御指導の下毎日楽しみながら技術を習得、修練する日々を送っております。
M.I.
ジュエリーディプロマコース(在学中)
入学の動機
自分の考えたデザインや自分が身に付けたいと思うジュエリーを作ってみたいと思い、ジュエリーメイキングの学校を探していました。 その中で、DOVEはお客様に販売できるクオリティのメイキング技術を学べるので、長期的に考えた時、きちんとした技術を身に付けられるのではと感じて入学しました。
DOVEを受講して
ほとんど知識がないところからスタートしたので失敗も多く学ぶことが沢山ありますが、制作に没頭するとあっという間に半日終わってしまうような楽しさがあります。また、同じ志を持つバックグラウンドの違う教室の仲間たちと共に、新しいことを学べるので日々の刺激にもなっています。
現在の仕事と今後の目標
会社員として働きながら通っていますので、休日にこつこつと通って基本的な技術を習得したいです。海外の女性職人さんのように、ジュエリーを自分の手で作れるようになれたらいいなと思っています。